特集

ぐるなび

東京都内の“おいしい”探訪記

2017.9.13

「シンプルな素材、調味料、料理法で、素材そのものがもつ旨みを引き出したい。そして、食べる人たちにその旨みを感じとってもらい、じっくり味わっていただきたいのです」

中国菜 膳楽房 オーナーシェフ 榛澤知弥氏

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歴史と新旧の文化が織りなす街「神楽坂」。細い路地に踏み入ると、そこに老若男女に愛される中国料理店がある

東京都・新宿区。江戸の情緒を残し、多くの文人や芸術家にも愛された街「神楽坂」。「毘沙門天善国寺」をはじめ「赤城神社」や「若宮八幡神社」などの寺社や老舗の料亭が、その土地が紡いできた歴史を偲ばせる。

その一方で、新しいセレクトショップやカフェなども次々とオープンし、新しい文化をこの街にもたらしている。今秋には夏目漱石にとって初の本格的な記念施設「漱石山房記念館」と、世界的に有名な前衛芸術家・草間彌生の、初の個人美術館となる「草間彌生美術館」も神楽坂と早稲田の間に開館する。新旧の文化・芸術が入り交じり、融合しているこの街は、芸術の秋を堪能するにはうってつけの場所ではないだろうか。そして、散策に疲れたらふらっと気軽に入れるお店で食欲を満たしたい。

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ただ、気軽にとは言ってもせっかく食事を楽しむのなら雰囲気や味にもこだわりたい。そんなわがままを叶えてくれる店がある。それが、神楽坂のふもと、飯田橋駅・B3出口から徒歩2分という絶好のロケーションにある「中国菜 膳楽房」だ。

神楽坂の賑やかな表通りから一歩入ると、途端にさっきまでの喧噪が嘘のような静かな路地が広がる。「膳楽房」があるのもそんな静かな路地の一角だ。元々民家だったという3階建ての建物は、白塗りの壁に木枠の扉、そして店の前には木製のベンチが置かれ、一見すると中国料理店とはとうてい思えない造りである。

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扉を開けて一歩入ってみても、白を基調とした内装にスタイリッシュなテーブルが並び、ところどころ中国風の小物や家具が配されていて、まるで外国の友人の家に遊びにきたような、親密で洗練された空間が広がっている。

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2階客席。和室だった頃の温かみを残した空間でゆっくりと食事をいただくことができる。1階(12席)2階(18席)とも、それぞれ貸し切りが可能

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