

東京都内の“おいしい”探訪記
2019.2.7
銀座で12年分の進化を遂げた、揺るぎない技と味【木挽町 とも樹】
「スタートの握り3貫で、まずその日推しのネタを、お腹が空いた状態で味わって欲しい。『お寿司屋さん』としての主張です」
木挽町 とも樹 小林智樹
2018年11月に発表された『ミシュランガイド東京 2019』において、二つ星として新たに掲載された寿司屋「木挽町 とも樹」。
「この場所に店を出すことが決まってから、店名には『木挽町(こびきちょう)』を入れようと決めていた」と語るのは、大将の小林智樹氏。名前の「とも樹」に冠した「木挽町」とは、中央区南部の旧町名で、現在の「歌舞伎座」裏のこの辺り一帯がそう呼ばれ、歌舞伎座の賑わいから一歩入ると、町屋風の佇まいが残っている。
「現在は『銀座四丁目』へ呼び方は変わりましたが、慶長11年(1606年)の江戸城大修築の際に、木挽職人がこの辺りに多く住んだと言われ、由緒正しき町名なんです」

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