

東京都内の“おいしい”探訪記
2019.10.30
日本の豊かな食材に中国伝統の技と革新を重ねる【茶禅華】
「足すことも引くこともできない中庸の状態が、中国料理の真髄だと思っています」
茶禅華 料理長 川田智也
各国の大使館が点在する南麻布の高級住宅街で、ひっそりと威厳を放つ旧ドイツ大使公邸の建物。この場所に、2017年2月に開店した中国料理「茶禅華」は、同じ年に発刊された『ミシュランガイド東京2018』から2年連続で二つ星として掲載されている。

グレーを基調としたシックな空間に、中国式のティーカウンターや装飾、器などが調和するさまは、シェフ 川田智也氏が語る同店のコンセプト“和魂漢才”にも通じている。
「“和魂漢才”とは、中国伝来のものを日本人が昇華してきた流れ。日本語をはじめ、お茶や禅、書道など様々なものが存在しますが、料理においても、中国の伝統料理を日本人の感覚で昇華させる。そんな中国料理を作りたいという願いをこめて、『茶禅華』という名前をつけました」

レギュラー会員なら
月額330円が
初月0円でお試し!
公式アプリをご利用の方へ アプリからご覧の方は、アプリ内マイページより新規会員登録、もしくはログインをお願いいたします
WEB新規会員登録 WEB会員の方ログイン